『神泉式競馬理論』とは、私の構築した競馬理論体系の総称である。その骨格をなすものは、『出席番号式解析理論』『出目理論』『戦歴論』『単勝人気理論』である。当然のことながら、それらは私ひとりですべてを『無』から生み出したものではなく、片岡先生をはじめ多くの先達の研究遺産を、たゆまない努力と研鑽によって深化させたものである(大袈裟)。『出目理論』『戦歴理論』『単勝人気理論』に関しては、先達の多くの研究者がそれぞれの研究を発表しているので、多少カブってしまうところも出てくるだろうが、それでも私なりの視点や解釈で独自に深化させたものである。
また、番組表理論研究にとどまらず、競馬研究人口というのは非常に膨大な数で、日夜大勢の人がいろいろな『必勝方法』を編み出そうとあらゆることを試みている。したがって広い宇宙(基本的に日本)には、私の『出席番号式解析理論』に近いアプローチをしている研究者も必ずや存在するのだろうが、現段階ではまだほとんど表には出て来てないようである。そのようなわけで、『神泉式競馬理論』の中核でもあり、オリジナル的要素が極めて強く、読者のニーズも高いと予想される『出席番号式解析理論』の説明から行っていきたいと思う。 |